Ottawa, Ontario: Environment Canada.  世界における油流出の最大量は、1990年1月の湾岸戦争で人為的に原油生産中の油井を爆破して、ペルシャ湾内へ約100万トンの原油を流出させたものである。その他、メキシコや北海、中東等の原油生産地において、石油掘削中の爆発や自噴等で多量の原油が流出するなど、多くの事例がある。, 注)流出量はITOPF資料等による。ナホトカの流出量は海底沈没部分の貨物油を含まない。, 出典:国土交通省「主要なタンカー油流出事故について」 1993. http://www.bousai.go.jp/volunteer/html/detail_nahotoka.html, 船舶では運行上、油分を含む水の排出が避けられない。そこで、1.2)で述べたとおり、73/78 MARPOL条約にて、ビルジ等の油の排出の際、油水分離装置の使用を義務付けている。同装置は、水と油の比重差や粘度差等の物理的性質の差を利用して分離する。これは、船舶用におけるビルジ処理だけでなく、食品工業排水処理でも同様である(「工業排水処理」の解説を参照)。 B 297(1087): 413–427. 湾岸戦争における石油流出では、1991年の湾岸戦争によってペルシア湾で発生した、歴史上最大級の石油流出 について述べる。  [3]船舶の航行中に排出すること  図1は、全国の一級河川での水質事故の件数である。平成19年に8年ぶりに減少したが、依然として増加傾向にある。, 図1 全国の一級河川における水質事故件数の推移 http://www.jsanet.or.jp/environment/text/siryo/siryo3a_05.html, (2)河川 http://www.asahi-kasei.co.jp/eutec/fs_mechanism.html, 座礁、火災等の海難事故で、海洋への油流出が発生してしまった場合の対処方法として、機械的回収、オイルフェンス、油処理剤、油吸着材等の資材利用が挙げられる。, (1)機械的回収  図9に示す実際の油流出事故の対応フローでは、河川の流速が一定以下の場合にオイルフェンスを利用し、流出場所(本川か支川か)、油の量によってオイルフェンスの形式を選択する。さらに必要に応じて吸着材等を使用して油を回収する。実際の回収現場の写真を図10に示す。大河川の例では、オイルフェンス(斜め不連続展張)が使用され、中小河川の例では吸着材が用いられている。 http://150.48.245.51/seikabutsu/1999/00423/contents/051.htm, (3)油処理剤  一方、国内の河川での水質事故の件数は増加傾向にあり、その大部分を油の流出が占めていると考えられている。そこで、全国の一級河川には、国土交通省など関連主体からなる水質汚濁防止連絡協議会が水系又は地域区分ごとに設置され、河川への油流出に迅速に対応するための体制が整備されている。河川の油汚染対策で利用される技術も、海洋の油汚染対策技術と本質的には同一であるが、その規模は小さくなる。, 油回収船『白山』(左)と、その油回収装置の模式図(右) http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/topics/suijunkan/dl/051114-2d3a.pdf, 図10 河川における流出油対策の例 出典:『環境汚染防止のための環境技術・装置大事典』産業調査会(2003), 図6 油回収船『白山』(左)と、その油回収装置の模式図(右) 出典:国土交通省北陸地方整備局 新潟港湾・空港整備事業所「大型浚渫兼油回収船」 湾岸戦争の油流出.  海上に流出した油は、洋上にあるうちに機械で短期間に回収することが理想的である。具体的には図5に示すような手法があり、法定の専用回収船のほか、浚渫(しゅんせつ:底部の汚泥等を除去すること)工事に用いられるグラブ船、道路側溝清掃等に用いられる強力吸引車等も活用される。また、沿岸での回収にあたっては、海面に設置される油回収機(スキマー)のほか、動力源、油圧ホース、回収油ホース、簡易タンクから構成される回収装置が用いられる。油回収方式によって、円盤を回転させながら油を付着回収する回転円盤式や、フロート中央部のくぼみに油を集めポンプで送出する堰式(せきしき)等がある。  オイルフェンスを展開(展張)するには様々な方法があり、油の量や海流、天候等の状況に応じて適切な方法が選択される。具体的には、U字型で展張して底部に油を溜めるケースや、J字型に展張して曳航(えいこう:引っ張りながら航行すること)回収するケース、O字型に閉鎖して保持するケース等がある。例えば、図8の誘導展張(斜め展張)は、海流が強く油の包囲や回収が困難な場合、オイルフェンスを流れに対し斜めに展張し、油を回収しやすい水域に導いたり、流向を変えることで、油の影響を受けやすい地域を保護する方法である。ただし、オイルフェンスは、荒天では油の漏出または乗り越えにより効果が期待できない。, 図7 固形式大型オイルフェンス  河川での流出油の処理に使用される技術も本質的には(1)~(4)と変わらないが、その規模は海洋よりも小規模のことが多く、大型の回収船は使用できないため、現場の汚染状況に応じて、主に(2)~(4)の技術が組み合わせて用いられる。  海洋に油が流出する原因は、船舶の海難、パイプライン・油田等の事故、それに戦争目的での人為的な油井破壊等がある。船舶からの油流出事故は、大型タンカーの往来が盛んになった1960年代から頻発するようになったが(表1)、事故発生後の石油会社や海運会社による油濁防止対策の強化、国際的な規制の整備等により、流出量は劇的に減少している(表2)。  油処理剤はそれ自身が化学物質であるため、環境への適用、特に残存しやすい閉鎖性海域での使用においては、二次汚染の恐れがある。そのため、油の状況や海域等を念頭に、慎重に判断する必要がある。我が国では、『海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律』において、使用基準、規格等が定められている。近年、植物原料の利用等より安全性の高い油処理剤の開発が進んでいる。 出典:国土交通省北陸地方整備局 新潟港湾・空港整備事業所「大型浚渫兼油回収船」 出典:厚生労働省「第1回緊急時水循環機能障害リスク検討委員会議事・配付資料」(PDF) 1月7日(月曜日)付朝日新聞朝刊の中面を見て、本当にびっくりした。16、17面の2面にわたる全ページ。強烈なインパクトを持つ紙面だった。「嘘つきは、戦争の始まり。」。大きな白抜きの見出し、左ページの中央に油まみれの鳥の大きな写真があった。見出しに比べてあまりに小さな白抜き文字の記事を読んだ。 「イラクが油田の油を海に流した」 その証拠とされ、湾岸戦争本格化のきっかけとなった一枚の写真。  … 627–646 in Proceedings of the 16th Arctic and Marine Oil Spill Program, Technical Seminar. © Copyright 史上最悪の油流出 - アクティビティ - 2020 2020.  油処理剤を用いる方法では、油の分解を促進する薬剤を用いて油の処理を行う。現在使用されている油処理剤は、界面活性剤を石油系溶剤に溶かした薬剤であり、洋上の油に散布することで、油を微粒子化し、自然界で分解しやすい状態にする。 出典:国土交通省関東地方整備局「平成20年度(第21回)関水対協 連合水質事故対策訓練のお知らせ」(PDF)  油汚染事故は、船舶の海難やパイプライン・油田等の事故、あるいは河川沿いの工場からの油の漏洩等によって発生する。船舶からの油流出事故については、国際的な取り組みによって油濁防止対策が強化された結果、減少傾向にある。油流出事故発生時の対策にあたっては、油の種類、量、海象条件、海域地形等より最適な手法を選択することが重要である。 出典:厚生労働省「第1回緊急時水循環機能障害リスク検討委員会議事・配付資料」(PDF) http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/topics/suijunkan/dl/051114-2d3a.pdf, 国立環境研究所では、1997年のナホトカ号の油流出事故に際して、環境庁(当時)及び関連省庁と連携をとり、油分解微生物を用いた生物的環境修復(バイオレメディエーション)による油浄化に関する調査を行った(詳細は「バイオレメディエーション」の解説を参照のこと)。, 出典:(社)日本船主協会「環境コーナー:海運業界と環境問題 1.油による汚染防止(附属書 I)」, 出典:出典:国土交通省 報道発表資料「平成20年全国一級河川の水質現況の公表について」(平成21年7月31日), 出典:国土交通省関東地方整備局「平成20年度(第21回)関水対協 連合水質事故対策訓練のお知らせ」(PDF), 出典:厚生労働省「第1回緊急時水循環機能障害リスク検討委員会議事・配付資料」(PDF), http://www.niigata.pa.hrr.mlit.go.jp/t-hakusan.html, http://www.mlit.go.jp/kaiji/seasafe/safety11_.html, http://www.jsanet.or.jp/environment/text/siryo/siryo3a_05.html, http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000177.html, http://www.ktr.mlit.go.jp/arajo/news/info/h20/1002/kunren.pdf, http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/seisaku/kijunhenkou.htm, http://www.bousai.go.jp/volunteer/html/detail_nahotoka.html, http://www.asahi-kasei.co.jp/eutec/fs_mechanism.html, http://150.48.245.51/seikabutsu/1999/00423/contents/051.htm, http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/topics/suijunkan/dl/051114-2d3a.pdf, http://www.nies.go.jp/kanko/news/18/18-3/18-3-03.html, 環境省と農水省、愛玩動物看護師カリキュラム等検討会ワーキングチーム(第1回)を開催, 総トン数1万トン(地中海海域、バルティック海海域、黒海海域及び北西ヨーロッパ海域にあっては総トン数400トン)以上の船舶, 総トン数1万トン(地中海海域、バルティック海海域、黒海海域及び北西ヨーロッパ海域にあっては総トン数400トン)未満の船舶, 油水分離装置(燃料油タンクに積載した水バラストを排出する場合にあっては油水分離装置及びビルジ用濃度監視装置), (社)日本船主協会「環境コーナー:海運業界と環境問題 1.油による汚染防止(附属書 I)」, 国土交通省 報道発表資料「平成20年全国一級河川の水質現況の公表について」(平成21年7月31日), 国土交通省関東地方整備局「平成20年度(第21回)関水対協 連合水質事故対策訓練のお知らせ」(PDF), 日本財団図書館(電子図書館)より引用:(独)海上災害防止センター編「油防除資機材の性能の評価及び再評価に関する調査研究」報告書, 国立環境研究所ニュース 18巻3号 (1999年8月発行)「海域の油汚染に対する環境修復のためのバイオレメディエーション技術と生態系影響評価手法の開発」(内山裕夫:現筑波大学生命環境科学研究科教授).  [4]排出防止装置を作動させながら排出すること, 上記1.[4]の排出防止装置については、以下の表3の通りとなっており、油水分離装置やビルジ用の濃度監視装置の設置が求められている。, (注)今般の改正は、総トン数100トン未満の船舶に装置の設置を義務付けるものではなく、あくまでビルジその他の油の排出時に装置の作動を義務付けたものであり、排出しない場合は設置する必要はない。, 出典:国土交通省 「船舶からの油の排出基準の変更について」をもとに編集 http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000177.html, 図2 河川水質事故の原因別内訳(平成19年度、関東管内) http://www.pcs.gr.jp/doc/panfj/j6.html, 図8 オイルフェンスの展張方法の一例(誘導展張)  オイルフェンス(図7)は、洋上に展張して油を囲い込んで集積するフェンスのことである。オイルフェンスは、浮体、スカート、テンションメンバー、錨、アンカー取り付け部で構成され、浮体種類には、発泡スチロールを用いる固形式、空気を入れる充気式等がある。 油汚染対策技術とは、油による海洋・河川等の汚濁を防止あるいは処理するために用いられる技術のことで、油分流出防止技術と、流出油処理技術がある。 出典:石油連盟「大規模な石油流出に備えて」 http://www.mlit.go.jp/kaiji/seasafe/safety11_.html, 注1)石油荷動量はファンレイ統計、流出量は国際タンカー船主汚染防止連盟(ITOPF)資料などから海事産業研究所が作成。  他の方式に、装置内に平行板を積み重ねた層を多段に格納し、微小油粒子同士の結合を促して浮上速度を向上させるものがある。また、さらに微小な油粒子(50~60ミクロン以下)を回収するためには、コアレッサーを活用する方式もある。図4は、コアレッサー方式油水分離装置の概略である。水中の油分離の場合、遊離油滴をエレメントにて捕集し、凝集・粗大化する方法で、最小1ミクロン程度の遊離油滴から捕捉できる。コアレッサーによって粒子径が大きくなった油滴は、自力で浮上し、油溜槽にて回収される。 流出油量から環境損傷の程度、浄化と回収のコストまで、油流出の重大度を測定する方法は多数あります。 次のリストは、環境に放出された油の量によって判断される、史上最悪の油流出を説明しています。, 量では、エクソンバルディーズの油流出は約35位ですが、アラスカのプリンスウィリアム湾の原始的な環境で油流出が発生し、油が1, 100マイルの海岸線を汚したため、環境災害と見なされています。, 日付 :1991年1月19日 場所 :クウェート、ペルシャ湾 流出油量:3億8, 000万から5億2000万ガロン, 世界史上最悪の油流出は、タンカーの事故、パイプラインの故障、または海洋掘削の大惨事の結果ではありませんでした。 それは戦争行為でした。 湾岸戦争中、イラク軍はクウェートのシーアイランド石油ターミナルのバルブを開き、ペルシャ湾のいくつかのタンカーから油を投棄することにより、潜在的なアメリカ軍の着陸を止めようとしました。 イラク人が放出したオイルは、厚さ4インチの油膜を作り、4, 000平方マイルの海を覆っていました。, 日付 :1910年3月-1911年9月 場所 :カリフォルニア州カーンカントリー 流出油量:3億7800万ガロン, 米国および世界史上最悪の偶発的な油流出は、1910年に発生しました。カリフォルニアの低木地の下で石油を掘削する乗組員が、水面下2, 200フィートの高圧貯水池を利用しました。 結果として生じた噴出物は木製のデリックを破壊し、クレーターを非常に大きくして、誰も約18か月にわたって制御されないままの間欠泉の石油を止めるために真剣に試みることができませんでした。, 深海の油井がミシシッピ川デルタから噴出し、11人の労働者が死亡した。 流出は数ヶ月続き、この地域の浜辺を汚し、沿岸および海洋の野生生物を殺し、植生を破壊し、海産物産業に深刻な損害を与えました。井戸の経営者であるBPは180億ドル以上の罰金を科されました。 罰金、和解、浄化費用に加えて、流出により500億ドルを超えるBPが発生したと推定されています。, 日付 :1979年6月3日から1980年3月23日まで 場所 :メキシコ、カンペチェ湾 流出油量:1億4000万ガロン, メキシコの国営石油会社Pemexがメキシコのシウダードデルカルメン沖のカンペチェ湾で掘削している沖合の油井で噴火が発生しました。 油が火災を起こし、掘削リグが崩壊し、労働者が井戸のふたをして漏れを止めるのに成功するまでに、9か月以上にわたって1日1万〜3万バレルの速度で損傷した井戸から油が噴出した。, 日付 :1979年7月19日 場所 :トリニダード・トバゴ沖 流出油量:9000万ガロン, 1979年7月19日、熱帯暴風雨の間に、大西洋皇后とエーゲ海のキャプテンという2人の石油タンカーがトリニダードトバゴ沖で衝突しました。 約500, 000トン(1億5400万ガロン)の原油を運んでいた2隻の船は、衝撃で発火しました。 救急隊はエーゲ海のキャプテンの火を消し、海岸にto航しましたが、大西洋皇后の火は制御不能に燃え続けました。 損傷した船は、1979年8月3日に爆発して沈没する前に、約9000万ガロンの石油を失いました。これは、船に関連する油流出の記録です。, 日付 :1994年9月8日 場所 :ロシア、コルバ川 流出油量:8, 400万ガロン, 破裂したパイプラインが8か月間漏れていましたが、オイルは堤防に封じ込められていました。 堤防が崩壊すると、数百万ガロンの石油がロシア北極圏のコルバ川に流出しました。, 日付 :1983年2月10日から9月18日 場所 :イラン、ペルシャ湾 流出油量:8, 000万ガロン, イラン・イラク戦争中、石油タンカーがペルシャ湾のノウルズ油田の沖合石油プラットフォームに衝突しました。 戦いは毎日約1, 500バレルの石油をペルシャ湾に投棄していた石油流出を止める努力を遅らせました。 3月、イラクの飛行機が油田を攻撃し、損傷したプラットフォームが崩壊し、油膜が火災を起こしました。 イラン人はついに9月に井戸をふさぎ、11人の命を奪った作戦を行いました。, 日付 :1983年8月6日 場所 :南アフリカ、サルダナ湾 流出油量:7, 900万ガロン, カスティージョデベルベルの石油タンカーは、南アフリカのケープタウンの北西約70マイルで発火し、漂流した後、最終的に海岸から25マイル離れて崩壊し、南アフリカに史上最悪の海洋環境災害をもたらしました。 船尾は約3100万ガロンの油がまだ乗っている深海に沈みました。 船首部は、海洋サービス会社であるAltatechによって海岸から遠く離れてto航され、その後、汚染を最小限に抑えるために制御された方法で沈没して沈められました。, 日付 :1978年3月16-17日 場所 :フランス、ポートソール 流出油量:6, 900万ガロン, 石油スーパータンカーのアモコ・カディスは、激しい冬の嵐に巻き込まれ、舵が損傷し、乗組員が船を操縦することができなくなりました。 船長は遭難信号を送り、数隻の船が応答したが、巨大なタンカーの座礁を止めることはできなかった。 3月17日、船は2隻に割れ、貨物全体(6, 900万ガロンの原油)を英国海峡に流出させました。, 日付 :1991年5月28日 場所 :アンゴラ沖約700海里 流出油量:51-81百万ガロン, 1991年5月28日、26万トンの石油を運ぶタンカーであるABT Summerがイランからロッテルダムに向かって爆発し、発火しました。3日後、船は最終的に約1, 300キロメートル(800マイル以上)沈みました。アンゴラの海岸。 事故はこれまでのところ沖合で発生したため、公海は油流出を自然に分散させると想定されていました。 その結果、オイルをきれいにするために多くは行われませんでした。, 日付 :1991年4月11日 場所 :イタリア、ジェノヴァ 流出油量:4, 500万ガロン, 1991年4月11日、M / Tヘブンは、イタリアのジェノヴァ沖約7マイルのムルテドプラットフォームで23万トンの原油の荷を下ろしていました。 日常の作業中に何かがうまくいかなかったとき、船は爆発して火災を起こし、6人が死亡し、地中海に油をこぼしました。 イタリア当局は、タンカーを海岸近くにto航し、油流出の影響を受けた沿岸地域を縮小し、難破船へのアクセスを改善しようとしましたが、船は2つに割れて沈没しました。 次の12年間、船はイタリアとフランスの地中海沿岸を汚染し続けました。, 日付 :1988年11月10日 場所 :カナダ東海岸沖 流出油 :流出あたり約4, 300万ガロン, 1988年秋にカナダの東海岸沖で数百マイル離れた場所で発生した2つの油流出は、しばしば互いに誤解されています。 1988年9月、アメリカ所有の海洋掘削リグであるオーシャンオデッセイが爆発し、100万バレル(約4, 300万ガロン)を超える石油を北大西洋に投棄しました。 1人が死亡しました。 他の66人が救助されました。 2008年11月、英国所有の石油タンカーであるオデッセイは2つに割れ、火災を起こし、ニューファンドランドの東約900マイルの荒海に沈み、約100万バレルの石油が流出しました。 27人の乗組員全員が行方不明で、死亡したと推定されました。. 出典:日本財団図書館(電子図書館)より引用 http://www.niigata.pa.hrr.mlit.go.jp/t-hakusan.html, (1)海洋 湾岸戦争の原油汚染について 渡 辺 正 孝* 湾岸戦争の最終段階である1991年1月19日 ~28日 にかけてイラク軍はクウェートからの撤退時に600 万~800万 バレルの原油を海上に流出させた.1つ は クウェートのMinaal Ahmadi港 に停泊中の3隻 の 注2)荷動量は原油と石油製品を含む。流出量は、船舶からの石油流出量が700トン以上を対象としている。, 出典:(社)日本船主協会「環境コーナー:海運業界と環境問題 1.油による汚染防止(附属書 I)」  [1]希釈しない場合の油分濃度が15ppm以下であること メキシコ湾のBPの原油流出事故この流出量は1991年の湾岸戦争(イラククウェート侵攻)(150万バレル)に次ぐ規模で、1979年メキシコのイトスク(海底、45万t、330万バレル)、1979年アトランティック・エンプレス号(29万t)を大幅に凌駕している。被害規模は数百億USドルとされる。 ペルシャ湾の海水は今も汚いですよ 世界における油流出の最大量は、1990年1月の湾岸戦争で人為的に原油生産中の油井を爆破して、ペルシャ湾内へ約100万トンの原油を流出させたものである。その他、メキシコや北海、中東等の原油生産地において、石油掘削中の爆発や自噴等で多量の原油が流出するなど、多くの事例がある。  また、油処理剤の一種として、油の分解能力をもつ微生物を含んだ微生物製剤も開発されている。このような微生物製剤を流出油に散布すると、製剤に含まれる微生物の働きにより、油が分解される。この方法は、広い意味で微生物を用いた環境浄化(バイオレメディエーション)ととらえることができる。バイオレメディエーションによる流出油の分解は、微生物製剤を用いる以外にも、汚染された現場に存在する油分解能力の高い微生物を用いる方法もある。バイオレメディエーションの詳細については、「バイオレメディエーション」の解説を参照されたい。, (4)油吸着材 1909年03月14日 123万 湾岸戦争における流出: イラク(ペルシア湾) クウェート: 1991年1月23日  流出防止技術としては、海上を絶えず航行する船舶から排出されるビルジその他の油を分離する技術が代表的である。また、食品工業等の油を多く含む排水を処理する技術も、処理水が最終的に海域に放流されるので、広い意味での海洋油濁防止技術といえる(食品工業における排水処理は、「工業排水処理」の解説を参照のこと)。 出典:旭化成せんい(株)「ユーテック®FSの分離の原理」 出典:内閣府「ナホトカ号海難・流出油災害」 石油流出(せきゆりゅうしゅつ)、または油流出(あぶらりゅうしゅつ)は、液体の石油系炭化水素が人為的に自然環境に流出することをいい、しばしば海への流出を指す。液体の石油系炭化水素とは石油、ガソリン、軽油といった生成された石油製品のほか、副産物、舶用燃料油、廃油、廃油混合油など様々なものを含む(以下、石油と表記)。流出した石油を除去するには数か月ないし数年を要する[1]。流出した石油は海洋環境に悪影響を及ぼす。石油による人為的な汚染のほとんどは人間の陸上での活動によるものであるが、世間の関心や規制が最も向けられるのは石油タンカーに対してである。, 生物への影響には物理的なものと化学的なものとがあり、前者の例としては窒息、後者の例としては有毒成分による作用が挙げられる。有毒成分は気化することが多く、致死的な濃度の有毒成分による被害よりも低濃度の有毒成分が累積することによって影響を被ることのほうが多い[2]。, 石油が鳥の羽に付着すると、羽がもつ保温能力が低下し、気温の変化に適応したり水中で浮力を得ることが困難となる。さらに、捕食したり捕食者から逃れる能力が奪われる。石油で汚染された鳥が毛繕いをしようとすると、羽毛を覆う油を摂取してしまうこととなり、そのことにより腎臓や肝臓の機能が損なわれ、消化器に炎症を引き起こす。これら臓器へのダメージと捕食能力の低下により、鳥は脱水と代謝不均衡に陥る。ホルモンバランスの異常に見舞われることもある[3]。流出した石油に汚染された鳥のほとんどは、人間が汚染を除去したり治療を施したりしない限り死んでしまう[4][5]。海洋哺乳類は海鳥と同様の影響を被る。ラッコや鰭脚類の体毛が石油で覆われると保温能力が損なわれて体温が安定しなくなり、低体温症に陥る。水面が石油で覆われることで水中に降り注ぐ日光の量が減少し、海洋植物や植物プランクトンの光合成量が減少する。このように動植物の活動量がともに減少することで、食物連鎖に悪影響が及ぶことになる。, 沿岸部が行楽地である場合、比較的短期間ではあるが行楽活動に悪影響を及ぼす。取水口から石油をとりこむことで工場などの施設の操業に支障をきたすこともある。水産物の味や臭いに影響が出て食べられなくなることもあり、さらに実際に影響が出ていない場合でも風評被害が発生することもある[2]。, 流出した石油はしばしば分解されることなく拡散し、水底に沈殿する。石油の流出による影響から環境を回復させることは困難であり、その成否は流出した石油の種類、水温(水温が高いと蒸発する種類の石油もある)、石油が漂着した岸の形態など、様々な要因に左右される[6]。, ESIマップ(環境脆弱性指標図)は、沿岸部の脆弱性を評価し、地図化したもので、石油の漂着防止や除去について優先順位を設定するために用いられる[15][16][17]。石油流出に迅速に対応することで、影響を最小限にとどめ、あるいは完全に防止することができる。ESIマップは基本的に、沿岸部の形態情報、生物資源情報および社会施設情報の3つの要素によって成り立つ[17][18]。アメリカ合衆国では国立海洋大気庁がESIマップを作成している[17]。, 流出した原油の層の濃さを観察すれば、被害状況は容易に判断する事が出来る。原油が流出した面積が分かれば、流出した原油の総合的な体積が分かる[19]。, 上記の原油流出時のグラフは緊急時の短期間での判断が必要とされるときに使われる。しかし強風等の観測では上記のグラフでは不正確になる事がある為、注意を要する。また、国際原油流出観測機構(WOSM)が設立されている[20]。, Dunnet, G., Crisp, D., Conan, G., Bourne, W. (1982) "Oil Pollution and Seabird Populations [and Discussion]" Philosophical Transactions of the Royal Society of London. 出典:出典:国土交通省 報道発表資料「平成20年全国一級河川の水質現況の公表について」(平成21年7月31日)  航行中に船底に溜まる、機器及び配管等から漏れた水や油のことを「ビルジ」と呼ぶ。これらは溜まり続けるため、一定量以上になったら船外に排出する必要がある。ビルジに含まれる油は海洋汚染の原因となるため、適切に処理される必要がある。, 1.船舶からのビルジその他の油の排出について、すべての船舶に対し、 Anderson, E.L., E. Howlett, K. Jayko, V. Kolluru, M. Reed, and M. Spaulding.  [2]南極海域以外の海域において排出すること  油汚染対策として、洋上の回収船や沿岸に設置する回収機による機械的回収のほか、オイルフェンス、油処理剤、油吸着材等の資材が活用される。図は、大型浚渫兼油回収船「白山」である。我が国では、「白山」の他、「清龍丸」(名古屋港)、「海翔丸」(関門航路)の、計3隻の油回収船によって、48時間以内にほぼ日本全域の油分流出事故をカバーすることができる体制が確立されている。  また、船舶による海洋汚染に関する包括的な要件は1983年に発効した73/78 MARPOL条約(1973年の船舶からの汚染防止のための国際条約に関する1978年の議定書)で定められ、同条約の附属書Iによって船舶からの油による汚染を防止するための構造や設備要件、基準濃度を超える油水等の排出禁止等が規定されている。73/78 MARPOL条約は、2007年発効の改正に伴い、船舶からの油の排出※規制が強化され、以下のような国際統一基準が策定されている。, ※船舶からの油の排出  なお、機械的に油分を回収した場合、回収された油分、伴って回収する海水やゴミ類等の貯蔵場所、処分施設の確保も重要なポイントとなる。機械的回収に当たっては、なるべく油分に限定した回収を行うことが望ましい。, 図5 回収作業で使用される機械  全国の一級河川では、油汚染事故をはじめとする河川の水質事故に対応するために、水質汚濁防止連絡協議会が水系又は地域区分ごとに設置されている。会議の構成メンバーは、国土交通省(地方整備局、河川事務所)、自治体、警察署、消防署、水資源機構などで、水質汚染事故の連絡が入ると、関係者に連絡をとり、連携して水質事故にあたる体制が構築されている。このため、各地の河川事務所には水質事故ホットラインが設けられている。, 図9 河川油流出事故の対応フロー例 湾岸戦争: 202,500~540,000t : 1992: マラッカ海峡 ... では、1997年、日本海でナホトカ号重油 … 日付 :1991年1月19日 場所 :クウェート、ペルシャ湾 流出油量:3億8, 000万から5億2000万ガロン.  一方、油回収技術は、船舶の海難及び、パイプラインや油田の事故等によって流出した油を回収する技術である。 (独)海上災害防止センター編「油防除資機材の性能の評価及び再評価に関する調査研究」報告書 http://www.niigata.pa.hrr.mlit.go.jp/t-hakusan.html, (2)オイルフェンス The worldwide oil spill model (WOSM): an overview. http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/seisaku/kijunhenkou.htm, なお、船舶から排出される水には、船のバランスを取るため取水され、排出されるバラスト水がある。バラスト水によるプランクトン等の移動とその対策技術については「バラスト水処理技術」を参照のこと。, 油汚染対策技術は、油の流出を防ぐ技術と、流出した油を回収する技術とに分けることができる。以下、海洋の油汚染を中心に、重要な対策技術を紹介する。  図6左は、大型浚渫兼油回収船「白山」である。「白山」は、通常時は新潟西港の浚渫に従事し、油流出事故発生の際は現場海域に出動する。流出油回収装置として、船体両舷に大型油回収装置を備えている(図6右)。また、海面に浮かべて使用する油回収機も装備しており、流出油の状態や海象条件により使い分けることができる。現在、「白山」の他、「清龍丸」(名古屋港)、「海翔丸」(関門航路)の、計3隻の 油回収船によって、48時間以内にほぼ日本全域の油分流出事故をカバーすることができる体制が確立されている。  海洋油濁による被害は、表4に示すように多岐にわたる。海洋油濁の被害は、油の流出量のみならず、油種、油の状態、海域の特徴、海象状況、防除活動の適否等によって大きく被害の程度は変わってくる。, 例えば、1997年に福井県三国町沖で座礁したタンカー「ナホトカ」からの流出油では、C重油や原油が沿岸に漂着した(図3)。風浪により油が海水と混じりあい、容積は3倍程度にふくらみ、低温下で高粘度化して餅状になっていた。このような油は回収船や油処理剤、油吸着材等は適用できない。また、海岸漂着後の回収に比べて、ゴミや土砂類の混入の少ない洋上での回収が効率的である。一方、揮発性の高い原油やガソリン類の流出については、火災や爆発等の災害拡大を念頭に、防爆構造の船舶などを選択する必要がある。海洋油濁防止対策にあたっては、油の流出状況に応じた臨機応変な資材選択、運用が必要である。, 図3 ナホトカ号重油流出事故  沿岸部での回収 Hindsight and Foresight, 20 Years After the Exxon Valdez Spill, Untold Seabird Mortality due to Marine Oil Pollution, Lingering Lessons of the Exxon Valdez Oil Spill, http://www.enviroliteracy.org/article.php/540.html, http://www.epa.gov/oilspill/ncp/bagents.htm, Emergency Response: Responding to Oil Spills, National Oceanic and Atmospheric Administration, Environmental Sensitivity Index (ESI) Maps, “Scientists up estimate of leaking Gulf oil”, http://www.msnbc.msn.com/id/37717335/ns/disaster_in_the_gulf/, Ixtoc 1 oil spill: flaking of surface mousse in the Gulf of Mexico, History’s 10 Most Famous Oil Spills | gCaptain, Centre of Documentation, Research and Experimentation on Accidental Water Pollution, SINTEF's research on oil spill and response, oil spill and environmental clean-up news, International Tanker Owners Pollution Federation, Newsweek's Black Tides Timeline, 1967-2005, Industrial pollution information from the Coastal Ocean Institute, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=石油流出&oldid=79075626, 吸着マット - 水に浮かび石油を吸着する。ロール型やシート型など様々な形状のものがある。素材は, 油処理剤(流出油乳化分散剤) - 石油を乳化し、水中に分散させるための薬剤。初期の薬剤は毒性が強く二次的な被害を引き起こしたが、改善が進んでいる。なお、揮発性の低い重質油は時間の経過とともに「固めのグリース状」に変性する(ムース化)が、ムース化した石油に対しては油処理剤が効果を発揮しない. Pp.  コアレッサー方式は前述のビルジ用途の他に石化プラントプロセス内や排水用途、自動車部品や精密機器等の洗浄用途にも活用されている。, 図4 コアレッサ方式油水分離装置 http://www.ktr.mlit.go.jp/arajo/news/info/h20/1002/kunren.pdf, 油による海水の汚濁についての国際的な取り組みは、1954年の「油による海水汚濁の防止のための国際条約(OILPOL条約)」から始まり、その後、大規模な流出油事故発生のたびに条約による油濁防止策が強化されてきている。  水をはじき、油を吸収または付着させる浮揚性のある素材で、洋上に展張して用いられる。化学繊維や綿などの植物繊維を素材としたものが使われている。オイルフェンス等で油膜を厚くしてから展張する。回収した油の放出を避けるために、吸着後は直ちに回収する必要がある。なお、粘度の高い油には適用が難しい。, (5)河川での流出油処理 2010年メキシコ湾原油流出事故: アメリカ合衆国 (メキシコ湾) 2010年4月20日 推定180万以上: レイクビュー油田における流出 アメリカ合衆国 カリフォルニア州.